尻手すきっぷ保育園
ブログ

2022年3月26日

★ 3月 ぞう組 ★

3月も終わりが見えてきましたね。
桜も咲き新しい一年が始まろうとしています。
1年間を振り返るとあっという間だったこの時間が
たくさんの思い出で溢れていた事に気づかされます。
 
年長児として迎えた4月から、
少しずつ今までいた年長児がいなくなったことや
頼りにしていた年長児さんに僕たち私たちがなるんだと
心が徐々に成長していく姿を見てきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

・自分の身の周りのことを丁寧に行うこと。
ぱんだ、くまと繰り返し行い慣れたことで、
手を抜くことも覚えてきたこともあったと思います。

ですが、進級をしたことをきっかけに
改めて丁寧に行おうとする姿勢が見られるようになりました。
月を跨ぐ毎に、保育士からも
「ぞう組として過ごす4月はこれでおしまいです」と振り返りながら、
子ども達も徐々にみんなの手本になろうとする意識が高まっていきました。
 

・友達と協力し合い達成感を味わう。
子ども達も夏が近づくにつれて、
夏祭りや運動会いろいろな行事のことを考えるようになっていました。
そこで子ども達の多くが言っていたのは、「エイサー」でした。

去年のぞう組が踊っていたことをよく覚えていたようで、
すごく楽しみにしているようでした。いざ始めてみると、、

疲れる、難しい、先生を見ていると左右がわからない、、などなど
去年のぞう組さんがいかにすごいことをやってきたのか実感して、
子ども達もネガティブなことを言い出すと思いきや、、
「私はできるまでやる!だってママとパパにかっこいいところを見せたいから」
と一人が話すとみんなも立ち上がって諦める子は一人もいませんでした。

そんなぞう組さんに保育士も心が温かくなったことを鮮明に覚えています。
そして、踊りきれた時に本当にぞう組として心が一つになったことを実感しました。

・少し先の見通しを持って考えて行動すること
12月、1月と過ぎていくと子ども達も
卒園を意識していることが増えていきました。

そんな中、「今日は〇〇があるから」と考えながら
先を見通し行動に移す子も増えてきました。

3月になれば、朝登園してきた友達に
「今日はお散歩にいくから外で一緒に遊ぼう」と
早くも先を見通して約束をするなど
年長児らしくなりました。
卒園と小学校へ進級することを楽しみにしつつも、
みんなと別れることや進級する不安も感じているようでした。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー

子ども達はこうして少しずつ少しずつ
成長し色々な一面を見せてくれていました。

お兄さんお姉さんとして行動を改めたこと、
諦めずに続けたこと、身の回りのことを考え行動してきたこと
今までの経験が、ぞう組さんをかっこいいぞう組さんとしてきたと思います。
一人ひとり選択してきた事が必要だった経験として積み重なり
素晴らしい可能性に満ちたみんなで今日を迎えられた事を誇りに思います。
これから小学校に行っても自信を持って挑戦していってください!

子ども達が素直に前向きに
保育園生活を過ごす事ができたのは、
保護者の方々の支えがあったからでした。

コロナウイルスに一年間悩まされましたが、
園へのご理解とご協力をいただきお子さんのために尽力されてきたと思います。
本当にありがとうございました。
小学校に行ってもみんなが活躍することを心からお祈りしています。
pagetop