荻窪すきっぷ保育園
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2025年6月3日

5月 ぞう組

進級してから1ヶ月以上が経ちました。
今までは頼れるお兄さんお姉さんたちを見てきた子ども達が、今度は自分たちが1番上のクラスになり、幼児組でお散歩に行く際には小さい子達をリードしてあげる立場になりました。
ぞう組として活動していく中で、少しずつ自分たちは1番上のお兄さんお姉さんなんだという自覚がもてているような気がします。

最近、南海トラフ地震であったり富士山の噴火であったりと災害のニュースも増えてくる世の中になりました。
そこで急遽立川防災館へ遠足に行くことに。


立川防災館では、地震体験と煙体験をさせてもらいました。
普段の避難訓練とは違う様子に、いざ起震台の上に上がると「なんか緊張する〜」「ちょっとこわーい」と話す子どもたち。
北海道南西沖地震と同じ震度の揺れを体験させてもらいましたが、ガタンっと地面が縦に揺れたと思うと、激しい横揺れが始り、子どもたちは緊張した面持ちでテーブルの下に隠れて脚を掴んでいる姿がありました。




終わったあとは「たのしかった〜」と話していましたが、体験中の顔つきはとっても必死でした!
煙体験では、暗くて偽物の煙が充満した部屋の中を、指示されたしゃがみ姿勢で口を押さえながら障害物や炎が上がっている場所を避けながら迷路のような道のりを歩きました。
しゃがんだ姿勢で歩くことなど普段はなかったため、みんなまたまた緊張した様子でしたが、無事にゴールまで辿り着くと「できた〜」と嬉しそうでした。


また案内の方の質問には、自分達が今までの避難訓練で覚えた「おかしもち」の合言葉などをしっかりと伝えられる姿がありました。
その後は、災害訓練用のアスレチックやゲームコーナーでも遊び、待ちに待ったお母さんたちが作ってくれたお弁当も嬉しそうに食べていて、暑い中でしたがとても楽しんでいました✨
















防災館での遠足後に、保育園で火災の避難訓練が実施されました。
防災館での体験をしっかりと覚えていたようで、公園まで避難中口を押さえながら歩く様子が見られたり、「火はどのくらいのスピードで進むんだっけ?」と質問してみると、「鶏が走るスピード!」と「火は上に上がるから、しゃがむんだよね!」としっかりと話も覚えていました。
少しでも子どもたちにとっての良い経験となってくれたらいいなと思います✨

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